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最近は20代から貯金している人が増えているって聞きます。
20代は社会人になって間もないのでお給料も少ないですよね。
少ない手取りの中から、毎月頑張って節約して貯金をしているんだとか。
私はというと、「自己投資だ」とかいって習い事などにお金を使ってしまい、あまり貯金できませんでした(^-^;
ですから、20代からコツコツ貯金している人は尊敬しちゃいます。
今の20代が一体どれくらい貯金しているか気になりませんか?
特に、女性は堅実なタイプが多いと聞きます。
また、20代の夫婦や20代後半でどれくらい貯金しているかも知りたいところ。
今回は20代の平均の貯金額と、20代の女性、20代の男性、20代の夫婦、20代後半がどれくらい貯金しているか詳しく調べてみました( ^^) _U~~
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20代の平均の貯蓄額は?
20代の貯金の平均額はズバリ約184万円です。
これは政府、日本銀行、地方自治体などが関与している金融広報中央委員会の以下の調査結果を参考にしています。
出典:家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 平成28年調査結果
184万円というと、もう少しで200万円に届きそうですから貯金をしている皆さんは本当に立派だとおもいます!(^^)!
184万円て金額は多いと思いますか、それとも少ないと思いますか?
20代の10年間で貯金184万円というと、1年間で約18万円、毎月15,000円を貯金すれば達成します。
毎月15,000円ですと、毎月支払う国民年金保険料と同じくらいですね。
これなら意外と貯金できるかもしれないと思いませんか?
ただ、貯金の平均額というのは、『平均値』という考え方になります。
「平均値って何だ?」と思って方もいるといると思いますので簡単に説明したいと思います。
平均値で見ると?
平均値は、全部の金額を足して人数で割ったものです。
平均値では、たとえ少人数でもたくさん貯金を持っている人がいれば、値はグンと高くなってしまいます。
例として、10人の貯金額の平均値で説明しますね。
1o人の内、2人の貯蓄額が500万円、6人が100万円、2人が0円だったとします。
合計すると以下のような式になります。
500×2+6×100+0=1600(万円)
1600万円÷10人=160万円となります。
つまり、平均額は160万円です。
10人中6人は100万円しか貯金はなく、2人は貯金が全くないゼロでも、平均値を見ると160万円となります。
ですから、平均値はひとつの目安として考え、自分の貯金額より多くても心配することはありません!
では、他の方法でもどのくらいの貯金をしているか知りたい場合はどうすればいいのでしょうか?
その場合、『平均値』と一緒によく見られているものに『中央値』があります。
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中央値で見ると?
中央値は、小さい順に並べた時の真ん中の数値です。
貯金の平均額を知りたい時は、この中央値を見るのもひとつの目安となります。
では20代の貯金の中央値はいくらでしょうか?
中央値は約30万円となっています。
20代の貯蓄額が30万円というのは、1年間で25,000円、毎月2,000円ほどです。
毎月2,000円でしたら、ますます貯金できるような気がしますよね!
貯金を成功するためには、習慣化することが大切だと言われています。
ですから、たとえ最初は金額が少なくても、習慣になってしまえば自然と毎月できるようになるでしょう。
平均値と中央値の値が大きく異なりますが、そもそもの計算方法が違います。
つまり、どちらが正解ということではありません。
ですから、目標の貯金額を高めに設定したい人は平均値の190万円を基準にしましょう。
目標が高い方がやる気になって頑張って貯金できるという場合もありますものね。
反対に、あまり頑張らずに無理なく貯金したい人は中央値の70万円を基準にすると良いでしょう。
目標が高いと挫折してしまう人もいますので、そういう人には低めに設定することをおすすめします。
今回は、平均値の方が分かりやすいので、平均値で話を進めていきますね。
20代の女性の場合は?
20代の女性の貯蓄の平均額は、約150万円です。
150万円ということは、1年間で15万円、毎月12,500円ほど貯金すれば達成できますね。
20代の女性の平均年収は約300万円と言われています。
年収300万円の中から、たった15万円だけを1年間で貯金すれば良い計算ですね。
15万円÷300万円=0.05(5%)
年収300万円の内のたったの5%ですから、これも努力次第では達成できる金額ということがお分かりいただけると思います。
20代の平均年収は男性が約320万円ほどで、女性より20万円ほど多いですが、貯金でいうと男性より女性の方が貯蓄額が多いとも言われています。
女性の方が経済観念がしっかりしているということでしょうか。
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20代夫婦の場合は?
20代の夫婦の貯金の平均額は約305万になります。
20代の独身の平均貯蓄額が約184万円ですので、夫婦になると1.5倍ほど多くなるということですね。
305万円というと、1年間で約30万円、毎月25,000円を貯金すれば達成します。
夫婦で毎月25,000円でしたら、何とか貯金も続けられそうですよね。
結婚して夫婦になると、子供が生まれたり、マイホームを買ったりと何かと出費も増えます。
ただ、自分が使えるお金は減り、財布をひとつにする夫婦も結構いるでしょう。
出費も増えますが、その反面で将来の為に貯金しようと考える夫婦が多いので、結果的に貯蓄額は上昇するようですね。
20代の男性の場合は?
20代の男性の平均の貯蓄額は、約250万円です。
貯蓄額が250万円ということは、1年間で25万円、毎月約21,000円を貯金すれば達成できますね。
ただ、男性の場合は女性と違い、貯金をする人と全くしない人の差が激しいようです。
また、20代前半はほとんど貯金せず、年収の増える20代後半から一気に貯金額を増やす傾向にあります。
確かに、男性は女性より趣味や遊びにお金を使ったり、お酒を呑みに行く機会も多いですものね。
20代前半であまり貯金をしてこなかった人も、20代後半になると周りの人の貯金額が気になりだして、貯金をスタートさせるのでしょうね。
20代後半の場合は?
20代後半(25歳~29歳)の貯蓄額の平均は、約140万円です。
20代の平均の貯蓄額が184万円ですから、多くの場合が20代後半で一気に貯蓄を増やすということになります。
確かに20代前半は社会人になったばかりな上、お給料も少ないので貯金をする余裕は余りないかもしれませんね(^-^;
年齢も若いですし、余程しっかりとした人でないと趣味や遊ぶお金に使ってしまうのも分かる気がします。
20代後半になると平均年収は約340万円と、20代前半の約250万円より90万近く増えます。
貰えるお給料が増えるので、余ったお金を貯金に回す人が多くなるということでしょうか。
まとめ
20代の平均の貯金がいくらか、また女性の場合、夫婦の場合、20代後半の場合について紹介してきました。
20代の平均の貯蓄額が184万円と聞いて、どう感じたでしょうか?
あなたが20代なら、自分と平均額を比べて「自分の方が多いな♪」「ヤバ!!全然届いてないわ」とか思っているかもしれません。
ただ、20代といっても、独身の女性と男性、20代の夫婦などによっても貯金の平均額は変わってきました。
堅実でコツコツ貯める傾向の女性。
20代後半から一気に貯金し始める男性。
20代の夫婦も、マイホームの資金を貯めたり、子育てしながらも、しっかりと貯金している場合が多かったですね。
貯金というのは習慣にしてしまえば、毎月だいたい確保できるものです。
「意地でも毎月2万円は貯金する」と決意して始めれば、意外と貯金できたりするんですよね。
マイホームや車を買う時など、将来ドカッとお金を使う時期もあるでしょうから、計画的にお金を貯めておきたいところですね(‘◇’)ゞ
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