睡眠時間のベストは?受験生に贈る最適の睡眠時間と睡眠法

  • 2017年8月4日
  • 2020年6月5日
  • 生活
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受験が近づいてくると、どうしても削りたくなるのが睡眠時間。

 

でもちょっと待って!

夜中遅くまで勉強したからといって、効率は良いのでしょうか?

 

自分の学生時代、確かにすっごく眠い中で勉強しても頭に入らなかった経験が私にはあります。

これじゃあせっかく遅くまで勉強を頑張っても意味ないですよね。

 

だけど夜の勉強時間もある程度確保したい・・・

受験生にとっては悩みどころですよね。

 

それじゃあ受験生は一体どのくらい睡眠時間を取るのがベストなのかをご紹介していきます。

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睡眠時間のベストは?受験生に贈る最適の睡眠時間と睡眠法

ベストな睡眠時間 受験生編

 

ベストな睡眠時間は7時間です。

これがいろいろな資料を読み込んで導き出した答えです。

 

「7時間なんて寝てられないよ!」

「勉強する時間が取れないじゃん!」

そう思うかもしれませんが、睡眠をしっかりとらないと眠くて頭に入らず、かえって逆効果です。

 

受験生にとって一番恐ろしいのは、長い時間机に向かっているだけで勉強した気になっていることです。

仕事の残業もそうですが、実は限られた時間内に終えたほうが効率は上がるのです。

 

では、なぜベストな睡眠時間が7時間かをこれから説明していきましょう。

特に一番参考になったのが、睡眠研究の世界的な権威と呼ばれるアメリカの名門スタンフォード大学医学部の日本人現役教授、西野精治(にしのせいじ)先生の著書です。

 

西野先生はスタンフォード大学睡眠生体リズム研究所の所長であり、睡眠に関しては世界最先端かつ世界最高のデータを知っている方です。

最近では7月25日に放送された『林修の今でしょ!講座』にも出演され、西野先生がオススメするスタンフォード式の最高の睡眠法を紹介してくれました。

 

睡眠時間7時間が一番長生き

その番組の中で、7時間睡眠の人が一番長生きする話していました。

 

7時間睡眠が習慣の人は、6年後の死亡率が一番低いという研究データがあるそうです。

7時間より睡眠時間が短い習慣の人は、6年後の死亡率が1.3倍も高いとか。

 

また、睡眠時間は一定で毎日同じ時間に寝る方が健康には良いようです

睡眠時間を削って勉強しても、体調を崩しては本末転倒ですよね。

 

私も学生のときに試験の1週間前から睡眠時間を削って夜遅くまで勉強をしたことがありました。

睡眠不足がたたり、なんと試験当日にひどい風邪をひいてしまい、鼻水たらたらで体調の最悪な状態で試験を受けた経験があります。

 

受験生にはできれば私のような苦い経験を味わってもらいたくないので、しっかり睡眠時間を確保してもらいたいと思います。


眠りはじめの90分が大切

西野先生の話によると、私たちが布団に入って眠ってから90分が最高の睡眠をするには一番大切とのこと

なぜなら、この最初の90分は黄金の90分と呼ばれ、成長ホルモンの約80%が分泌されるからだそうです。

 

成長ホルモンは、子供だけでなく大人にも分泌され、脳やカラダの疲れを取ってくれる働きがあります。

この成長ホルモンがしっかり分泌されれば、次の日に目が覚めたら元気で頭がスッキリして集中力があがるのです。

 

睡眠不足で成長ホルモンが分泌されないと、次の日の授業も眠くて勉強に集中できません。

そして、この黄金の90分で成長ホルモンを豊富に分泌できるかが大切になります。

 

私たちの睡眠は、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」が交互に現れます。

そして、眠りはじめに現れるのがノンレム睡眠で、これが一番深い睡眠になります。

 

この黄金の90分でいかに深く眠れるかが、最高の睡眠を得るためのカギとなることが研究で分かっているそうです。

 

それでは、この黄金の90分をベストな状態で迎えるために私たちが何をすべきかをこれからご紹介します。

実はそれは朝から始めっているのです。

スタンフォード式の最高の睡眠法を伝授

朝起きたら日光を浴びる

まず、朝起きたら窓を開けて太陽の光を浴びましょう。

太陽光は体内時計をリセットするためにとても大切な役割を担ってくれます。

 

毎朝太陽の光を15~20秒ほど浴びると自然と脳やカラダが目を覚まします。

蛍光灯などの人工の光より光の強さが強力な太陽光がベストです。

 

手足を冷水で冷やす

太陽の光を浴びた後は、お風呂場に向かって手足を冷水で冷やしましょう。

手足を冷やすことで眠気が抑えられるという研究データがあるそうです。

 

手足を冷やして頭がスッキリしたら、受験生は数学などの暗記科目でないものを勉強すると能率が上がります。

夜に最高の睡眠を得るためには、こういった朝の眠気を抑えるのはとても大切とのことです。

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30分の昼寝をする

昼寝をすると起きた後のパフォーマンスが上がることが分かっています。

ただ1時間以上昼寝すると夜の睡眠に影響が出てしまうので、30分くらいにしましょう。

 

ベッドで寝るとついつい寝すぎてしまうので、机の上で腕に頭をのせて寝ると良いようです。

実際に西野先生もテレビでそうしていました。

夕方の散歩

寝る前に散歩などの軽い運動をすると、寝つきが良くなるようです

運動をすることで体温が上がり、その後徐々に下がってそのまま寝るのが効果的です。

 

ただ、サッカーや野球、筋トレなど激しい運動は脳が興奮して寝つきが悪くなって逆効果なので注意を。

 

入浴は寝る90分前がベスト

お風呂に入ると体温はだいたい0.5℃上がります。

人間のカラダは90分かけて、お風呂で一度上がった体温を急激に下げようとします。

 

そして、90分後にいつもの体温より下がり、寝つきやすくなるようです

受験生も寝る時間を逆算してお風呂に入りましょう。

 

一度お風呂に入ってから、寝る前にすると良いといわれる暗記科目をして90分待つのが良さそうですね。

寝る前に覚えたものは、寝ている間に整理されて頭に定着すると言われていますからね。

まとめ

受験生にとってベストな睡眠時間と最高の睡眠法、いかがでしたでしょうか?

 

少しでも長く勉強したいという気持ちは素晴らしいことだと思います。

しかし、勉強の能率を上げるにはしっかりと7時間睡眠をとることがベストです。

 

夜中に頑張りすぎて睡眠不足では、次の日に頭がボーっとしてかえって能率が悪くなります

 

そして、授業を受けている時のパフォーマンスを上げるためには、睡眠の質がとても大切だということが西野先生の研究で分かっています。

 

世界トップクラスの研究機関の所長が言っているのですから、間違いないでしょう。

ぜひ受験生にベストな睡眠時間と最高の睡眠法を活かしてもらって、第一志望校に合格してもらいたいです。

応援していますよ!

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