飛行機が欠航の場合の対応まとめ!実例で分かりやすく徹底解説

  • 2018年5月18日
  • 2020年6月9日
  • 飛行機
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乗る予定の飛行機が、突然の欠航

こんな時、あなたならどうしますか?

 

例えば、次のように不安な気持ちになるかもしれません。

 

  • 明日の予定に間に合わない
  • 今日泊まるところ、どうしよう…
  • お金は返金されるのかな?
  • 他の飛行機に乗れないかな?

 

実は5年ほど前、私がアメリカのシカゴに観光をしに行った時の帰りの便で、乗る予定の飛行機が欠航になった経験があります。

その時は、デルタ航空で日本に帰る予定でした。

 

それで空港に着いてみると、ハリケーンが起こって今日は欠航ですと(゚д゚)!

 

「明後日は日本で仕事があるのに…」

 

パニックになりそうな自分をなんとか落ち着かせて、必死に帰る方法を探しました。

そして、なんとか航空会社のスタッフに頼み込んで、ANAのスタッフに助けてもらい、無事にANAで数時間後に日本に帰ることができました。

 

ANAのスタッフの方の丁寧で迅速な対応には、今でも心から感謝しています。

 

ただ、私は飛行機を予約した時点では、欠航になるとは夢にも思いませんでした

あの時ほど、欠航になった場合の対処法を調べておけばよかったと後悔したことはありません。

 

その経験を踏まえて、私は飛行機が欠航した時の対処法を詳しく調べました。

 

欠航といっても、天候悪化などの不可抗力から、機体のエンジントラブルなどの整備不良、はたまた航空会社のストライキなど、さまざまな理由があるんですね。

このように欠航になるパターンをひとつずつ調べたので、今ではたとえ欠航になったとしても焦らず対処できます。

 

とはいえ、私と同じような経験をして欲しくないので、今回は飛行機が欠航になった場合の対応方法を徹底的に解説したいと思います 。

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飛行機の欠航時の原因は?

飛行機が欠航する原因は、大きく分けて2つあります。

こちらをご覧ください。

 

  1. 自然災害や事故などの不可抗力
  2. 機材繰りなど航空会社側の問題

 

1つ目は、台風や大雪などの自然災害、急病人が出たり事故があった場合など、私たち人間の力ではどうにもならない不可抗力です。

 

季節によって、台風や大雪で天候が悪化しやすい時期もあるでしょう。

また、空港内で何かしらの事件や事故が起きた場合も、欠航になることもあります。

 

不可抗力による原因の場合は、航空会社側の問題ではないため、私たち乗客が状況を受け止める必要があります。

不可抗力

飛行機が不可抗力で欠航になる理由で最も多いのが、天候悪化

台風や大雪をはじめ、雷雨、霧、強風でも欠航になることがあります。

 

台風の場合は、やはり暴風雨が原因で欠航になることが多いようですね。

大雪の場合は、滑走路の雪、また視界不良も欠航になる原因。

 

最近は、突然のゲリラ豪雨による雷雨で欠航になることも。

また空港内でが濃くて、視界不良により欠航になることもあるようです。

 

他には、空港内で横風が強い時に欠航になることが多いでしょう。

飛行機が離陸する時、横風が強いと飛行機の翼が地面と接触する危険性があるからです。

 

噴火や津波などの自然災害による欠航も稀にあります。

航空会社側の問題

2つ目は、エンジンの不具合などの機体トラブル、日本では少ないですが航空会社の従業員のストライキなど、航空会社側の問題で起こる場合。

 

航空会社側の問題で欠航になる原因には、次のような種類があります。

 

  • 機材繰り
  • 機材故障
  • 要員繰り
  • システム障害
  • ストライキ

 

飛行機に乗る機会が多い人は、飛行機のエンジントラブルや車輪の不具合などで、乗る予定の便が欠航になった経験があるでしょう。

 

また、海外では定期的に航空会社の従業員によるストライキが起こり、欠航になることがあるんですね。

日本ではまず起こらないことですが、海外旅行に行った先でストライキに遭い欠航になったという話を聞いたことがあります。

 

航空会社側の問題が原因で欠航になるパターンを詳しく見ていきましょう。

【機材繰り

機材繰りというのは、飛行機の到着を遅れて出発できないこと

飛行機というのは、1機が1日に異なる場所を行き来します。

 

例えば、羽田⇒シンガポール⇒羽田など。

羽田からシンガポールに到着したら、数時間後にまた羽田に戻るという感じです。

 

しかし、天候悪化や機材トラブルなどで予定のフライトに間に合わないことがあります。

 

そうすると、同じ飛行機で出発するはずの別の便に影響が出て、大幅に遅れたり、最悪の場合は欠航になってしまうことがあるんですね。

これが機材繰りによる欠航です。

機材故障】

機材故障というのは、文字通り飛行機に何らかの故障が起きたことを言います。

空港内では、機材故障の場合は「整備作業中」としてアナウンスされるでしょう。

 

例えば、機材故障といっても、エンジンのトラブル、車輪の不具合、水漏れなど様々なトラブルがあるんですね。

通常は遅延で済んでしまうことが多いですが、中には整備に時間がかかり、該当する飛行機が飛べなくて欠航になることも稀にあります。

 

ANAやJALなど大手航空会社の場合は、替わりの飛行機が用意されて欠航になることは少ないです。

 

しかし、LCCの場合は限られた飛行機で運営しているので、替わりの飛行機がなくて欠航になってしまうことが多々あるようですね。

 

またLCCで使用されている飛行機は、中古の飛行機が多いのも機材故障が起きやすい原因ともいわれています。

ただ、LCCは航空券の料金が破格の安さなので、その点はある程度しょうがないでしょうね。

要員繰り】

要員繰りというのは、フライト予定のパイロットなどの人員が、体調不良や他の理由でフライトできないことを言います。

 

パイロットも人間ですから、急に体調を崩すこともあるでしょう。

ただ、体調が悪い中で無理に運転して、フライト中に体調が悪化しては大変なので、仕方がない部分もありますよね(^-^;

 

ANAやJALなど大手航空会社の場合は、こういった事態に備えて、多めに人員を確保していますので、要員繰りで欠航になることは、ほとんど起こりません。

 

しかし、LCCの場合は、パイロットなどの人員も少数で限られるため、要員繰りで欠航になってしまうことがあります。

【システム障害】

システム障害は、航空会社の通信システムに何らかのトラブルが起きることを言います。

航空会社内のシステムに影響が出る場合と、フライト予定の飛行機に影響が出る場合もあるでしょう。

 

飛行機は、管制塔と交信をしながらフライトするので、システムにトラブルがあると当然フライトできません。

 

特定の航空会社のシステム障害でしたら、その航空会社のみ欠航となります。

しかし、ハッキングなどによって空港全体にシステム障害が起きた場合は、その空港内のすべての飛行機が飛べないので大変ですよね(ノД`)

 

システム障害は、復旧して遅れてフライトできる場合と、欠航になってしまう場合があります。

ストライキ】

航空会社のストライキは、航空会社で働く従業員が仕事上の不満で仕事をボイコットすること。

日本では、航空会社のストライキは稀ですが、海外では意外とよく起こります。

 

特に、イギリス、フランス、スペインなどヨーロッパで、航空会社のストライキは多いようですね。

私の友人が、イギリスのブリティッシュエア、フランスのエールフランスで、ストライキが起きて欠航になったと聞いたことがあります。

 

その時は、航空会社と交渉して他の便に替えてもらって、なんとかフライトできたということでした。

海外旅行に出かけた場合で、ストライキのニュースが出たら、日本に帰国する便に乗る場合は注意が必要ですね。

 

もし、ストライキで欠航になった場合は、責任は航空会社にあるので、その場で交渉して他の便に替えてもらうか、払い戻しを受けて、他の航空会社の航空券を新たに購入しましょう。

 

注意点は、ストライキが起きた場合に、フライトする現地で航空会社と交渉をしなければダメということ。

現地で交渉せずに、日本に帰国してから交渉しても意見が通らないことがあるので、気を付けましょう!

 

ここまでは、飛行機が欠航になる時のパターンを紹介しました。

続いて、欠航になった場合の対応方法を説明します。

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欠航の場合の対応方法

飛行機が欠航になった場合の対応は、以下の2通りのパターンがあります。

こちらをご覧ください。

 

  • 不可抗力が原因
  • 航空会社側の問題が原因

 

不可抗力が原因の場合と、航空会社側の問題が原因の場合では、対応方法が若干異なります。

航空会社側の問題が原因の時の方が、私たちの選択肢が増えるんですね。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

不可抗力が原因の場合

台風、大雪など天候悪化、または噴火などの自然災害による不可抗力が原因で欠航になった場合は、私たちは下記の2つを選択できます。

 

  • 他の便への振替(他社便への振替不可
  • 払い戻し(返金)

 

不可抗力が原因の場合は、上記の2つのみの手続きになります。

ひとつずつ解説しますね。

他の便への振替(他社便への振替不可)

不可抗力が原因で欠航になった場合は、フライト予定だった同じ航空会社の他の便へ振替ができます

 

注意点は、不可抗力が原因の場合は他社の便への振替はできないということ。

台風や大雪でフライトできないのは、他の航空会社も同じですからね。

 

手続きは、フライト予定の航空会社に電話かWEBサイトで行います。

 

変更手数料は無料になります。

ただ、天候悪化などの場合は、他の便も遅延したり欠航になる場合も多いんですね(^-^;

 

ですから、すぐに席が見つからない場合は、空席待ちするために、空席待ちの申し込みを空港カウンターで行いましょう。

時間に余裕がある方は、他の日に変更することも可能です。

払い戻し(返金)

不可抗力で欠航になった場合の対応の2つ目は、払い戻し(返金)ができます

 

払い戻し手数料は無料で、全額返金されます。

払い戻しの対応の手続きには、有効期限があるので注意点を!

 

それは、出発予定日10日以内に手続きを済ませなければならないことです。

この有効期限を過ぎると返金されないので気を付けましょう!

 

あなたがホテル付きのパッケージツアーで航空券を購入していた場合は、払い戻しの手続きをするとホテルもキャンセル料なしでキャンセルできます。

 

ただし、ホテルと航空券を別々に購入していた場合は、ホテル代はキャンセル料がかかってしまう可能性があります。

その場合は、ホテル側に交渉してみれば温情でキャンセル料がかからないこともあるので、必ず連絡しましょう。

航空会社側の問題が原因の場合

機材繰り、要員繰りなど航空会社側の問題が原因で欠航の場合は、下記の3つの選択肢が選べます。

 

  • 他の便への振替
  • 他社への振替可能(LCC除く)
  • 払い戻し

 

不可抗力が原因の場合と同様に、他の便への振替、また払い戻しの手続きができます。

さらに、航空会社側の問題で欠航になった場合は、他の航空会社への振替も可能に!

 

それではひとつずつ見ていきましょう。

他の便への振替

航空会社側の問題で欠航になった場合は、他の便への振替ができます

当然、変更手数料も無料です。

 

航空券を購入した航空会社の空港カウンター、もしくはWEBサイトで振替の手続きをしましょう。

悪天候などの不可抗力で欠航になった場合よりも、他の便への振替がしやすいことが多いです。

 

空きがなければ、空席待ちの手続きをしてください。

他社への振替(LCCを除く)

不可抗力が原因で欠航した場合との大きな違いは、他社への振替ができる

例えば、航空会社側の問題でANAの飛行機が欠航した場合は、JALの飛行機に振り替えが可能です。

 

こちらも変更手数料は無料です。

 

ただし、注意が必要なのがLCCから他社への振替ができないこと。

ジェットスターでフライトする便がエンジントラブルで欠航になっても、ピーチに振り替えはできないです。

払い戻し(返金)

航空会社側の問題で欠航になった場合も、当然払い戻しができます。

こちらも、払い戻し手数料は無料

 

ただし、不可抗力で欠航になった時と同様に、払い戻しの有効期限が出発予定日より10日以内なので注意しましょう!

 

ホテル付のパッケージツアーの場合は、ホテルも航空券も全額払い戻しOKです。

ホテルと航空券を別で購入した場合、ホテルの料金も領収書があれば航空会社が負担してくれる場合が多いでしょう。

 

ですから、領収書はとっておいてくださいね!

 

続いて、欠航時の対応の手続きの手順について詳しく見ていきましょう。

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対応の手続きの手順

 

飛行機が欠航になった場合の対応は、下記の手順になります。

こちらをご覧ください。

 

  1. 航空券を購入した航空会社に連絡
  2. 予約時の認証コード・eチケットお客様控えなどを提示
  3. 払い戻し・予約変更の手続き

 

まず、一番大切なのは航空券を購入した会社に連絡をすること

 

航空券を購入した航空会社のコールセンターに電話、またはWEBサイトから連絡をします。

空港内の航空会社のカウンターからも連絡が可能です。

 

次に、予約時の認証コードやeチケットお客様控えなどを用意

認証コードなどが、航空券を購入した照明になるのですね。

 

そして、認証コードなどを航空会社スタッフに提示して、払い戻しや予約変更を行いましょう

 

欠航が決まった当日は、コールセンターなどが繋がりにくくなっています

特にLCCなどは電話が繋がらないという口コミが多いですね(^-^;

 

欠航した当日、時間がなくて払い戻しや予約変更の手続きができない場合は、後日改めて手続きすることが可能です。

 

ただし、払い戻しと予約変更の手続きには有効期間があるので注意が必要!

JALやANAなど大手航空会社は、欠航当日から10日以内に手続きをする必要があります。

 

LCCの場合も、会社ごとに有効期間が異なるので、航空券を購入した会社に直接連絡して確認してください!

各航空会社の欠航時の連絡先

こちらでは、欠航した場合の日本の各航空会社の連絡先とサイトを紹介します。

欠航時の電話やメールなどの連絡先など詳しい情報をご覧ください。

 

【大手航空会社】

ANA

JAL

 

【LCC】

ジェットスター

バニラエア

ピーチ

スカイマーク

AIRDO

ソラシドエア

スターフライヤー

エアアジア

春秋航空

 

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欠航についてのQ&A

ここからは、欠航についてのよくある質問と、気になる疑問について回答していきますね。

欠航については、次のような質問をよく耳にします。

 

  • 欠航時の補償はどこまで?
  • 欠航の基準は?
  • 欠航になる風速は?
  • 欠航情報はどこで分かる?
  • 欠航が決まるのはいつ?
  • 欠航時のホテル代は?
  • 欠航時に利用できる保険は?
  • 欠航になる確率は?

 

今日乗る予定の便が欠航になった時や、近々乗る予定の便が台風などで欠航になる可能性がある時は、これらは知っておきたいところ。

 

それではひとつずつ解説しますね!

欠航時の補償はどこまで?

欠航した場合の補償は、天候悪化など不可抗力が原因の場合と、機体トラブルなど航空会社側の問題が原因かで若干異なります。

 

不可抗力が原因の場合は、他の便に振替や払い戻しを受けることができます。

しかし、当日の便に振替ができず翌日便になった場合、ホテル代や食事代などは航空会社から補償はありません。

 

天候悪化などの不可抗力の場合は誰の責任でもないですからね。

 

航空会社側の問題が原因で欠航になった場合も、他の便に振替や払い戻しを受けることができます。

また、当日便に振替ができず翌日便になった場合のホテル代や食事代も、JALやANAなど大手航空会社は保証してくれることが多いです

 

例えば、空港近くのホテルを手配してくれたり、食事代として一人1,000円補償してくれたり。

ただし、格安航空会社LCCの場合は、航空会社側の問題でも保証してくれない可能性が高いでしょう。

 

ギリギリの値段設定で運営しているので、そこまで補償できないというのが本音でしょうね(^-^;

でも、諦めずに交渉してみると一部負担してもらえるかもしれないので、交渉をすることをおすすめします!

欠航の基準は?

欠航になる場合の基準ですが、実は航空会社ごとに異なります

なぜなら、機種、滑走路の状態、風の向きや強さ、航空会社の判断基準など様々な要素で総合的に欠航になるか判断されるからです。

 

ちなみに、航空会社ごとに欠航になる基準は決まっていますが、公表されていません

 

飛行機が欠航になる理由の一つに、横風の強さがあります。

例えば、大型の飛行機と小型の飛行機では、小型の飛行機の方が横風の影響を受けやすいので、欠航になりやすくなるのですね。

 

他にも、航空会社の独自のテスト結果、また操縦するパイロットの資格によっても変わってきます。

このように様々な要素を総合して、機長や航空会社の上層部の話し合いの結果、欠航かどうか判断されるのです。

欠航になる時の風速は?

欠航になる場合の風速は、航空会社ごとに異なります

ただし、風速20m以上で飛行機の離陸は困難になるので、欠航になる可能性があるようですね。

 

風速25m以上になると欠航が確定してしまうとのこと。

というより、風速25m以上ですと、空港を閉鎖するレベルだそうです(^-^;

 

欠航になる可能性として、風の強さが原因であることは大きいので、台風や風が強い日は、ある程度覚悟した方が良さそうでしょう。

欠航情報はどこで分かる?

飛行機が欠航した時の情報は、下記でチェックできます。

こちらをご覧ください。

 

  • 空港内の電光掲示板
  • 空港内アナウンス
  • 各航空会社のWEBサイト

 

特に、航空会社のWEBサイトはリアルタイムの情報がアップされるので、ぜひ確認していただきたいところ。

 

また、欠航になった場合は、航空券を購入した会社やフライト予定の航空会社から連絡がきます。

ただ、他の便への振替などは先着順であったりしますので、自分で早めに確認することをおすすめします。

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欠航が決まるのはいつ頃?

天候悪化で欠航が決まるのは、基本的に出発当日です。

なぜなら、航空会社としても商業的にできるだけ飛行機を欠航させたくないからです。

 

ただ、台風や大雪など天候悪化が事前に分かっている場合は、前日に欠航が決まることもあるようですね。

 

特に、「条件付き」と呼ばれるものがあり、台風などで事前に予約した便の欠航が予測される場合は、3日~5日前に事前に連絡が来ることも。

 

「条件付き」になった場合は、キャンセル料なしで払い戻しを受けることができます。

しかし、一度払い戻しをしてしまうと元には戻せませんので、注意してくださいね。

 

欠航が決まるのは、航空会社によって異なります。

ですから、航空券を購入した航空会社、旅行代理店、航空券販売会社などに直接連絡して確認しましょう。

欠航になった場合のホテル代は?

欠航になった場合のホテル代ですが、天候悪化などの不可抗力が原因の場合と、エンジントラブルなど航空会社側の原因の場合で補償が異なります

 

不可抗力が原因の場合は、航空会社や航空券を販売した会社からホテル代や食事代の支払はありません

自然災害は人間には予測ができないものですし、航空会社としても手の施しようがないですものね。

 

しかし、ホテルとパッケージでのツアーの場合は、払い戻しでホテル代も返金されることが多いようです。

ホテルと航空券を別で購入した場合は、ホテル代は基本的に自己負担です。

 

ただ、ホテルによってはキャンセル料を請求しない場合もあるので、まずはホテルに連絡してみましょう。

一方、航空会社側の問題の場合は、欠航してホテルに宿泊することになった場合は、航空会社からホテル代や食事代が支払われることもあります。

 

特にANAやJALの場合は、ホテルを手配してくれたり、食事代として一人1,000円程度支給してくれることも多いとか。

もし、自分でホテルを手配した場合は、領収書を保存しておけば後日返金してもらえるでしょう。

 

ただし、LCCの場合は、たとえ航空会社側の問題だったとしても会社によってはホテル代や食事代を補償してもらえないことも(ノД`)

ですから、欠航になった場合は、まずは航空券を購入した会社に連絡してください。

欠航時に利用できる保険は?

欠航時に保険を利用するためには、「航空機欠航特約」が付いた保険に加入している必要があります。

 

国内旅行保険、海外旅行保険に加入した時に、この「航空機欠航特約」が付いている場合のみ、保険が適用されるということです。

 

クレジットカードの中には、旅行保険が付帯しているものもあります。

保険を利用した場合は、下記が補償されるでしょう。

 

  • ホテルなどの宿泊施設の宿泊代金
  • 食事代や移動した時の交通費
  • 電話などを使用した時の通信費

 

補償される金額の上限ですが、国内旅行が1万円、海外旅行が2万円が一般的。

 

ただし、保険を適用されたからといって、航空券の代金が返金されるわけではありません

あくまで、欠航になった場合の上記の補償内容が適用されるということです。

欠航になる確率は?

国土交通省が毎年発表している「航空輸送サービスに係る情報公開」によると、ANAやJALなどの大手航空会社では欠航率は1%前後、格安航空会社LCCでは3~5%前後と、欠航する確率に若干の違いが出ます。

 

欠航率

大手航空会社(ANA・JAL):1%前後

格安航空会社LCC      :3~5%前後

飛行機の機体も大きいANAやJALなど、大手航空会社は欠航率が低めです

一方で格安航空会社LCCは、飛行機の機体が小さくて風の影響を受けやすく、中古の機体でトラブルも増えやすいので、欠航率はやや高めですね。

まとめ

今回は飛行機が欠航の場合の対応の仕方、そしてよくある質問について紹介してきました。

欠航になる原因というのは、天候悪化などの不可抗力と、エンジントラブルなどの航空会社側の問題がありましたね。

 

不可抗力の場合と、航空会社側の問題の場合では、私たちが受けられる補償は若干異なりました。

こちらにまとめましたのでご覧ください。

 

【不可抗力が原因の場合】

  • 別の便へ振替と払い戻しが可能
  • 他社の便には振替ができない
  • ホテル代や食事代の補償はなし

 

【航空会社側の問題の場合】

  • 別の便へ振替と払い戻しが可能
  • 他社への振替が可能
  • ホテル代や食事代の補償の可能性あり

 

また、欠航時の対応の手続きですが、フライトする予定の航空会社の空港カウンターやWEBサイトに連絡をして、出発日予定の10日以内に手続きをすることが必要でしたね。

欠航についてのよくある質問も、気になるものをチェックしてみてください!

 

欠航にならないのが一番ですが、人生なにがあるか分かりませんからね(^-^;

ただ、大切なのは欠航になった時も冷静に対応すること。

 

そのためにも、今回の欠航の時の対応のまとめを参考にしてもらえると嬉しいです!(^^)!

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