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アメリカの幼稚園って何歳から入れるか知ってますか?
日本に住んでいても、子供が何歳から幼稚園に入るかは意外と知らなかったりします。
ですから、アメリカの幼稚園の事情など知らない人は多いはず。
例えば、次のような質問です。
・アメリカの幼稚園は何歳から入れる?
・公立と私立のどちらが多いか。
・幼稚園の学年制度は?
・幼稚園の費用ってどれくらい?
・給食やお弁当はどうなっているの?
日本と比べてどれくらい違うのか、気になるところでもあります。
急な転勤でアメリカに子供を連れていくことになったら、アメリカの幼稚園事情はぜひ知っておきたいところだと思います。
今回は、アメリカの幼稚園事情について、アメリカ在住の友人たちに話を聞きながら、気になる質問を詳しく調べてみようと思います。
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幼稚園は何歳から?
年齢/国 | 日本の幼稚園 | アメリカの幼稚園 |
---|---|---|
2歳 | ー | プリスクール |
3歳 | 年少 | プリスクール |
4歳 | 年中 | プリスクール |
5歳 | 年長 | キンダーガーテン |
アメリカの幼稚園は、一般的に2歳から4歳までです。
いわゆる日本の幼稚園に当たる学校は、アメリカではプリスクール(Preschool)と呼ばれます。
日本の幼稚園は、2年制(年中・年長)または3年制(年少・年中・年長)が一般的。
日本では年少が3歳児なので、アメリカのプリスクールの方が日本より1年早く幼稚園に入るのですね。
2歳から3歳児クラスでは、トイレトレーニングをします。
2歳では、さすがにまだオムツを履いている子は多いですからね(^-^;
ただ、日本の幼稚園よりもオムツを早く卒業させる意識は高いようです。
日本の年長さん(5歳児)にあたるのは、アメリカではキンダーガーテン(Kindergarten)。
キンダーガーテンは義務教育です。
アメリカでは、5歳からが義務教育で、日本では6歳である小学校からが義務教育。
つまり、義務教育に入るのが、日本よりアメリカは1年間早いということですね。
アメリカでは幼稚園と小学校が一体になった学校では、キンダーガーデンの1年間と小学校の1年~5年生までの合計6年間を過ごします。
ちなみに、アメリカの保育園はデイケア(Daycare)と呼ばれ、0歳児から1歳児が通います。
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学年制度はどうなっているの?
アメリカの新学期は、9月から始まります。
9月から翌年の8月までを、1学年としています。
州や学校区にもよりますが、最近では8月中に開始する学校も見られます。
9月生まれの子が学年で一番年上(一番誕生日が早い)というわけですね。
日本でいうところの4月生まれの子供。
一方、アメリカで8月生まれの子は一番年下になりますよね。
ですから、「クラスについていけるか心配」という親もいます。
日本でも、3月生まれの子供がいる親は同じように心配する場合もありますものね。
1学年遅らせることも!
なんと、アメリカでは早生まれの子供、体力や学力が心配な子供は、1学年遅らせて、翌年に入学させることが認められています。
例えば、5歳になったばかりの子供(何月生まれでも良い)を、その年の9月には入園させず、1年後の9月に、6歳で入園させるということです。
1学年遅らせることで、学年の中では1番年上になりますから、クラスで置いてけぼりということも少なくなりますものね。
アメリカの場合は、こういう方法をとることで、子供に自信をつけさせる、脱落させないという教育方針なのです。
また、キンダーガーテンでは、2年間(5歳~6歳)通わせる方針も流行っています。
学年を遅らせるだけでなく、学力に合わせて、飛び級を認めている学校もあるようですね。
ただし、学校に認められれば、のお話ですが。
家庭の教育方針によって、自由に選択できるのは嬉しいところですね(*^_^*)
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費用はどれくらい?
アメリカのプリスクール費用の平均は、1ヵ月で972ドル(300ドル ~1564ドル)と言われています。
日本円でざっくり計算すると、1ヵ月の費用の平均が10万円(3万~16万円
日本の幼稚園も、都心と地方では費用が変わりますが、平均して5万円くらいです。
つまり、日本の幼稚園の2倍以上の費用がかかるということですね!
プリスクールは私立ですので、日本のように、政府の補助はありません。
ですので、親が全額を負担しなければなりません。
その代わり、プリスクールに空きがあってお金さえ支払えば、いつでも好きな時からプリスクールに入れます。
2歳、3歳児クラスで、おむつをしている子(トイレトレーニングができていない子)は、学校でトレーニングするため、1か月の費用が10万円以上と高いようです。
おむつが取れている子のクラスで、費用は月8万円くらいでしょうか。
それでも高いですよね!?
プリスクールは、週に何回通うか決めることができます。
曜日や費用の仕組みは学校によって様々ですが、参考までにご紹介しましょう。
一般的に、週2回(火・木)、週3回(月・水・金)、週5回(月~金)のうちどれかを選びます。
さらに、午前中のみ(12時頃まで)か、一日保育(3時頃まで)かを選ぶのですね。
一週間にどれぐらい通わせるかによって、費用が変わってきます。
年長にあたるキンダーガーテンからは、義務教育ですので公立はすべて無料になります。
給食やお弁当はどうしてる?
アメリカの幼稚園では、給食がでる幼稚園、お弁当を持参する幼稚園に分かれます。
給食がでる幼稚園は、別途で費用がかかります。
それでは、実際にアメリカの幼稚園では、どういった給食が出て、お弁当は何を持っていくかを紹介したいと思います。
給食
アメリカの幼稚園の給食は、施設や地域によって様々です。
例えば、ニューヨークのある幼稚園では、給食は幼稚園が業者に頼んでケータリングサービスを利用しています。
メニューは、ハンバーガー、ポテト、チキンナゲットなどのジャンクフードの場合も多いです。
チョコチップクッキーやパンケーキなどの甘いもの、コーラなどの炭酸飲料も給食に出るのがアメリカ式の給食。
一方で、オーガニックにこだわったヘルシーな給食もあります。
興味深いのは、日本とは違ってベジタリアン向け、ヴィーガン向けのメニューも用意されている場合がある点です。
日本人よりアメリカ人の方がベジタリアンやヴィーガンの両親を持つ子供が多いので、子供にも同じような食事をさせたいのでしょう。
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お弁当
アメリカの子供たちのお弁当は、とってもシンプルです!
日本のように、彩りを考えて手間をかけたりする必要は全くありません。
ほとんど料理(調理)しなくていいものが主流なのです。
いくつかご紹介しましょう。
主食
【サンドイッチ】
アメリカ文化にサンドイッチは欠かせないでしょう。
日本のおにぎりのようなものですね。
ハムやチーズをはさむのが主流のようです。
また、ピーナツバター&ジェリー・サンドイッチといって、ピーナツバターとイチゴやぶどうジャムを一緒にはさんだ甘~いサンドイッチもよく食べます。
子供たちにはとっても人気のランチ(おやつ?)です。
【ピザ】
夕飯の残りを翌日のお弁当にするのが日本式のお弁当あるあるですよね。
その部分は日本と感覚は同じですが、アメリカでは何とピザに残り物を入れてしまうんですね!
ということは、各家庭には世にも珍しいピザが多いはず( *´艸`)
味にうるさい人が少ない、というアメリカ人ならではの発想ですね 笑
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副菜
【生野菜】
生ニンジン、生ブロッコリー、生セロリ、生パプリカなど、子供も生で食べます。
日本人の子供に話したら、驚いてしまうかもしれませんね。
ちなみに、私は生ブロッコリーは食べたことがありませんけど。
フルーツなどのおやつ
【フルーツ】
アメリカ人の子供には、リンゴ、バナナ、オレンジ、イチゴ、ブドウなどが人気です。
お弁当のおかずに、必ずフルーツは入っていますね。
【ナッツ類】
ナッツ系もお弁当に入れます。
人気はアーモンド。
【チーズ】
おやつチーズなど、個装されているものが人気です。
【ヨーグルトやゼリー】
お出かけ用(ランチ用)に棒状に個装されているヨーグルトが人気です。
以上がアメリカの子供のお弁当でよく見かけるメニューになります。
日本とは、かなり、かけ離れている内容ですよね!?
デザートにクッキーやポテトチップスを持ってくる子だっています。
自分の子供のお誕生日に、親がピザをクラスの人数分買ってきて、クラス全員でピザランチをしたりします。
まだまだ沢山、驚きのランチはありますが、「手軽に」食べられるものが多いですね。
アメリカのお弁当は「ヘルシーなおやつ」に近い感覚なのでしょうね。
まとめ
アメリカの幼稚園は何歳から入るか、学年制度について、また費用に給食とお弁当など、アメリカの幼稚園事情について紹介してきました。
アメリカの幼稚園は、日本より1年早くて2歳児から幼稚園に入って、5歳からは義務教育が始まりましたね。
そして、アメリカの幼稚園は私立なので、かかる費用も州や地域によってバラバラでした。
また、学年制度も日本とは異なり、子供の成長に合わせて1学年遅らせて入園させたり、飛び級制度があるのはアメリカならではですね!
幼稚園が私立のため、国からの補助がないため、平均して1ヵ月10万円の費用がかかるのは、日本人からすれば高く感じてしまいます。
アメリカの幼稚園の給食やお弁当も、日本とは異なる部分が多かったですね。
日本の幼稚園では、まずコーラなどは出ませんからね(^-^;
給食はケータリングサービスやベジタリアン向けの食事など、日本との違いを感じてしまいます。
夕飯の残りのピザなども、日本人からするとアンビリーバボーですよね!
家族でアメリカに移住して、子供を幼稚園に入れることになった時に、アメリカの幼稚園事情について今回の記事を参考にしていただけたら嬉しいです(*^^)v
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