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夏の花といえば、連想するのはどのような花でしょうか?
私がすぐに思いついたのは、小学校の時の夏休みの宿題で育てたアサガオとヒマワリです。
特に、アサガオは早朝に花が咲いて、お昼頃には花を閉じてしまう花ということで、小学生ながら不思議な花もあるのだなと思ったものです。
夏の花といえば、色鮮やかで青空に向かって美しく咲く花をイメージしますよね。
ただ、実際に他の夏の花はどういった種類があるか分かりません(^-^;
今回は、夏の花といえばこれ!というような代表的な花の、開花時期、漢字、名前、花言葉、花の特徴など詳しく調べましたので紹介したいと思います( ^^) _旦~~
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ヒマワリ
【開花時期】7月~9月
【 漢字 】向日葵
【 花言葉 】「私はあなただけをみつめる」
ヒマワリが太陽に向かって咲くことから付けられた花言葉。
ですが、実際は東を向いて咲くものの、太陽を追って花が動くことはありません。
【花の特徴】
ヒマワリは北アメリカ原産のキク科植物で、成人男性並みの高さまで成長するものが一般的です。
しかし、高いものですと3mを超える品種から、手の平サイズの品種まで様々。
英語では” sunflower ”と呼ばれ、その大きな花の見た目から太陽の花と呼ばれています。
ですが、実は小さな花が集まって一つの大きな花に見えているのです。
ホウセンカ
【開花時期】6月~9月
【 漢字 】鳳仙花
【 花言葉 】「私に触らないで」
実が熟すと、触れただけで弾けとんで種を飛ばすことから生まれた花言葉です。
同様に「短気」という花言葉も持っています。
【花の特徴】
ホウセンカは東南アジア原産で、赤、ピンク、白色の花を咲かせます。
成長が早いことから理科の教材としても使われ、色水を吸い上げることで茎や葉が染まる実験をしたことのある方は多いのではないでしょうか。
花の下に尻尾のような突起があり、先端に蜜を貯めることで虫を呼び寄せています。
ハイビスカス
【開花時期】5月~10月
【 漢字 】仏桑華,扶桑華(ブッソウゲ)
【 花言葉 】「繊細な美」「新しい恋」
ハイビスカスの花は1日でしぼんでしまい、すぐに新しい花を咲かせることから生まれた花言葉。
【花の特徴】
ハイビスカスは沖縄やハワイといった、熱帯を連想させる赤や黄色に白い鮮やかな花。
一定の温度があれば1年中咲き続け、2mほどの低木になります。
ですが、冬でも15度以上の気温が必要なので、温帯地域では鉢物として出回ります。
ビタミンCが豊富で、美容に良いハイビスカスティーは、仲間であるハイビスカス・ローゼルの実を乾燥させたものです。
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オシロイバナ
【開花時期】6月~10月
【 漢字 】白粉花
【 花言葉 】「臆病」「内気」「信じられない恋」
夕方から開く花を内気な女性に例えて生まれた花言葉。
鮮やかな花に反してネガティブな言葉になっています。
【花の特徴】
オシロイバナは赤・黄・白の花色で、時にはストライプの花も咲かせる南米原産の花です。
黒い種を割ると、中から白粉のような白い粉が出てくるところからオシロイバナの名前が付けられました。
夕方から咲くことで『夕化粧』の別名もあり、英語でも” Four o’clock ”(午後4時)と呼ばれています。
寒さには弱いのですが、西日本地域では根っこを残して冬を越し、野生化しているところも多くなっています。
トケイソウ
【開花時期】7月~9月
【 漢字 】時計草
【 花言葉 】「聖なる愛」「宗教的情熱」
【花の特徴】
トケイソウは白と紫の大きな花が文字盤で、3本のメシベが時計の針に見えることからトケイソウと呼ばれています。
英語ではパッションで、実は果物のパッションフルーツです。
パッションといえば『情熱』を連想する方が多いでしょう。
ですが、ここでのパッションはキリストが受けた『受難』という意味です。
ツル植物で花も実も楽しめることから緑のカーテンとして人気が高まっていて、赤や黄色などたくさんの種類が販売されるようになりました。
アサガオ
【開花時期】7月~10月
【 漢字 】朝顔
【 花言葉 】「はかない恋」「固い絆」
朝に咲いたばかりの花も、昼にはしぼんでしまうことから生まれた花言葉。
また、しっかりとツルが巻き付くことから絆が連想されています。
【花の特徴】
アサガオは夏を代表する花のひとつです。
日本では奈良時代から栽培されている歴史ある植物。
江戸時代には変化アサガオとして多くの品種が作られ、なかでも黄色と黒のアサガオは現代では絶えてしまい、幻のアサガオとなっています。
緑のカーテンによく利用される西洋アサガオは、花も大きく昼になってもしぼまないことから人気です。
しかし、積雪のない地域であれば冬を越して野生化してしまうことから、栽培には注意が必要でしょう。
グラジオラス
【開花時期】6月~8月
【 漢字 】唐菖蒲(とうしょうぶ)
【 花言葉 】「密会」「用心」「思い出」「勝利」
古代ヨーロッパで男女が密会するときに、グラジオラスの花の数で時間を打合せていたという話から生まれた花言葉。
ですが、グラジオラスからすれば、とばっちりですね(^-^;
【花の特徴】
グラジオラスは南アフリカ原産の球根植物。
古代ローマの剣グラディウスを連想させる細長い葉っぱからグラジオラスの名前が付けられました。
栽培も簡単で、春に球根を植えると3カ月ほどで赤や黄色や紫、白の豪華な花を楽しむことができるでしょう。
ただし、翌年も咲かせるとなると難しくなるので、毎年球根を買い替えることをおすすめします。
あまり一般的ではありませんが、秋に植える春咲きタイプや芳香のあるタイプもあります。
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キョウチクトウ
【開花時期】6月から9月
【 漢字 】夾竹桃
【 花言葉 】「危険」「用心」
キョウチクトウには、強い毒があることから生まれた花言葉。
【花の特徴】
キョウチクトウは、インド原産の常緑小高木です。
排気ガスに強く害虫もほとんどつかないことから、街路樹や工場のグリーンベルトとして植えられています。
花色は赤・白・ピンク・黄色があり、家庭で余り大きくならない華やかな品種が人気。
しかし、強い毒があって、触れると嘔吐・下痢・四肢脱力・腹痛といった症状が出ます。
燃やした煙にも毒があるので、本当に危険で用心が必要ですね!
お子さんやペットがいる場合には、栽培に注意が必要です。
ダリア
【開花時期】6月~10月
【 漢字 】天竺牡丹
【 花言葉 】「優雅」「華麗」「移り気」「不安定」
フランス革命後の不安定な情勢の中でダリアが流行したことから生まれた花言葉。
【花の特徴】
ダリアはメキシコ原産で、サツマイモのような球根(塊根)を持っています。
花色は青と緑色以外はあるくらいに多彩。
花型は一重咲き、八重咲き、ポンポン咲き、カクタス咲き、オーキッド咲きなど豊富で様々な品種が作られています。
栽培されるのは手の平サイズの小型種が主ではありますが、皇帝ダリアと呼ばれるキダチダリアのように最大10mにもなる大型種もあります。
キキョウ
【開花時期】6月~9月
【 漢字 】桔梗
【 花言葉 】「永遠の愛」「気品」
謂れは分かりませんが、凛と咲く姿からは気品が感じられますね。
【花の特徴】
キキョウは日本古来から親しまれている花で、根は漢方薬にも使われています。
万葉集で詠まれる秋の七草のひとつと考えられていることから、キキョウは秋の花というイメージがあります。
ですが、梅雨から初秋に咲くれっきとした夏の花です。
紫色の星形の花で、園芸品種として白やピンク、紫と白の絞り咲きがあります。
野生では絶滅の危機に瀕しています。
日本の花なので栽培は簡単で、地植えすれば放任でも育つでしょう。
まとめ
夏の花といえばこれ!というような代表的な花を、開花時期、漢字、名前、花言葉、花の特徴で詳しく説明してきました。
夏の花というだけあって、南米、アフリカ、東南アジアなど温かい地域が原産の花が多かったように感じます。
また、青、黄色、赤、紫、白など原色で鮮やかな色合いが多いのも夏の花ならでは。
それぞれの花言葉と特徴を知ると、花の魅力をさらに深く感じられるから不思議ですよね!
今回紹介した夏の花の中で、気に入った花があったらぜひ今年は育ててみてくださいね♪
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