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毎日のお風呂掃除、洗剤は何を使っていますか?
市販のお風呂掃除用の洗剤は、アルカリ性や酸性の成分が強過ぎて、肌荒れなどの悪影響が気になって使いたくないという人も増えています。
また、小さい子供がいる家庭では、掃除の後に洗剤が残って、幼い体に影響がでるかもしれないと不安に思っている人もいるようですね。
「お風呂掃除用の洗剤は、できれば健康に影響がないものを使用したい!」
そういう人におすすめなのが、重曹とクエン酸です。
重曹もクエン酸も私たちの体に無害で、昔から医薬品や食品などに使用されてきた安全な物質。
その安全な重曹とクエン酸が、実はお風呂掃除に効果的なのです。
重曹やクエン酸ならば、掃除の後に多少洗剤が残っても大丈夫ですものね(*^^)
今回は、お風呂掃除で重曹とクエン酸の効果と、2つを使用した掃除の仕方を詳しく紹介したいと思います!(^^)
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重曹とクエン酸の効果の違い!使い分けがポイント
項目 | 重曹 | クエン酸 |
---|---|---|
液性 | 弱アルカリ性 | 酸性 |
お風呂掃除での効果 | ・石鹸やボディソープの残りカス ・シャンプーやコンディショナーの残りカス ・お風呂場の中の脂垢汚れ ・お風呂場の床のヌメリ ・風呂桶、浴槽蓋の汚れ | ・ステンレスの蛇口などに付着した水垢 ・様々な場所に付着したカビ ・タイル目地の汚れ ・浴室内に増殖した細菌 |
掃除方法 | ・重曹スプレーをかけてこする ・ペースト状にしてこする ・粉末を直接振りかけて水で溶かしてこする ・粉末を水で溶かしてつけ置きする | ・クエン酸スプレーをかけてこする |
重曹とクエン酸の液性、お風呂掃除での効果、掃除方法などを上記にまとめました。
重曹とクエン酸では、液性が異なります。
ですので、当然使用した時の効果も異なるので、お風呂掃除では重曹とクエン酸の両方用意してください。
重曹は、主に私たちが頭や体を洗う時に使うシャンプーやボディーソープなどの、洗剤の残りカスによる汚れを除去してくれます。
浴槽、浴室の壁、風呂桶、椅子などに洗剤の残りが流されないまま、お風呂を上がってしまうことがあります。
そうすると、知らず知らずのうちに石鹸カスなどの汚れが溜まってしまうのですね。
このような洗剤の残りカスによる汚れに、重曹が効果的なのです。
クエン酸は、主に浴室に生じたカビや浴室全面につく水垢などの汚れを除去してくれます。
お風呂を上がった時に、換気扇などで換気をしないで湿気が浴室に溜まるとカビが生えやすくなるのですね。
また、水道水に含まれるカルキという成分が原因で、白い水垢が徐々に付着して厚い層になっていきます。
カビや水垢による汚れには、クエン酸が効果的。
それでは、重曹とクエン酸の効果や掃除方法について詳しく見ていきましょう。
重曹の効果と掃除の仕方は?
まずは、風呂掃除の時に使用する重曹の効果と使い方についてです。
食品や医薬品にも利用されている重曹。
その重曹がお風呂掃除でどんな役に立つのか?
重曹の効果から見ていきましょう。
重曹の効果
重曹は弱アルカリ性なので、酸性の汚れを落としてくれます。
重曹は下記のお風呂の汚れに効果的です。
- 石鹸やボディソープの残りカス
- シャンプーやコンディショナーの残りカス
- お風呂場の中の脂垢汚れ
- お風呂場の床のヌメリ
- 風呂桶、浴槽蓋の汚れ
浴槽を爪で軽くひっかくと、白いカスが取れますよね。
これが石鹸やシャンプーなどの残りカスです。
重曹たった1種類で、こんなに多くの汚れが落ちるのですから感動ですよね( *´艸`)
重曹はお風呂のお掃除で全体的に使用できますものね。
しかも、体にも無害で安全なのも嬉しいです♪
重曹を使った掃除の仕方
続いて、重曹を使ったお風呂掃除の仕方を説明しますね。
重曹を使用する時は、下記のものを準備してください。
- 粉末の重曹20グラム(おおさじ2杯)
- 35℃前後のぬるま湯500ml
- スプレー用ボトル
- スポンジ
- ラップ
重曹をお風呂掃除で使用する時は、次の4種類あります。
- ぬるま湯に溶かし、吹きかけて使用
- 粉末を直接かけて使用
- ペースト状でこすって使用
- 重曹水でつけおきをする
おすすめは、重曹をぬるま湯に溶かし、スプレーボトルに入れて吹きかけて使用する方法です。
なぜなら、重曹の使用する量を節約できて経済的だからです。
ですから、まずは重曹を吹きかけて使用する方法から解説したいと思います。
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重曹スプレーを使用した掃除の仕方
重曹を吹きかけて使用する場合は、スプレーボトルに重曹水を作る必要があります。
重曹水のスプレーを作るのは下記の手順を参考にしてください。
1. スプレーボトル(500ml前後)に重曹20グラムを入れる
2. 35℃前後のぬるま湯500mlをボトルに入れる
3. 重曹をぬるま湯で溶かすようにボトルを振る
スプレー用のボトルは100均で購入できます。
ぬるま湯を使うのは、重曹が溶けやすくなって粉末が残りにくくなるためです。
スプレーボトルにぬるま湯をフルに入れると、何日間か持ちますので楽ですね。
重曹水スプレーは、浴槽、浴槽の蓋、風呂桶、浴室の床や壁など浴室全体で使用できます。
ですから、掃除をする個所にスプレーで吹きかけながら、スポンジでこすっていきましょう。
一通りスポンジでこすったら、水できれいに洗い流します。
重曹水スプレーを使用したお風呂掃除はこれでO.K.です。
どうです、とっても簡単ですよね?
[char no=”5″ char=”セイラ”]重曹水スプレーは、一度作ってしまえば1ヵ月以上もつから良いわね♪[/char]
重曹の粉末を振りかける掃除の仕方
重曹水スプレーを作るのが面倒な人には、重曹の粉末を直接振りかける方法がおすすめです。
重曹の粉末を振りかける方法は、最も簡単!
浴槽などに直接パラパラと振りかけて、水で濡らしたスポンジでこするだけ。
ただし、粉末を振りかけて使用する時に注意点があります。
粉末を振りかけてスポンジでこする場合、浴槽や蛇口などの素材によっては、傷がついてしまう可能性があります。
特に、蛇口などのステンレス部分、浴室の鏡、プラスチック部分は傷がつくので、粉末ではこすらないようにしましょう。
私は過去にステンレスの蛇口を知らずに粉末でこすって、傷をつけてしまったことがあります( ノД`)シクシク…
傷をつけるか不安な人は、重曹水スプレーを使用するようにしてください。
ペースト状の重曹を使用した掃除の仕方
汚れが頑固で落ちない場合は、重曹をペースト状にして使用しましょう。
重曹と水を3:1の割合で混ぜてペーストを作ります。
ペースト状の重曹は、汚れが落ちない部分に塗ってラップをして20分くらい放置します。
その後、ラップを外してスポンジでこすります。
ペースト状の重曹を使用する場合も、素材によっては傷がつくので強くこすらないように注意しましょう。
重曹を浴槽に入れてつけおき
浴槽の内側が全体的に汚れている場合は、つけおきが効果的です。
つけおきの手順はこちら。
- 1. 浴槽に水をためる
- 2. 1カップ(200cc)の重曹を入れる
- 3. かき混ぜてよく溶かす
- 4. 風呂桶、椅子などの備品も入れる
- 5. 1晩つけおきする
- 6. 浴槽の水を抜く
- 7. つけおきしたものをスポンジで磨く
- 8. 丁寧に冷水で洗い流す
つけおきすると、汚れが浮き上がって落ちやすくなるでしょう。
日頃のお風呂掃除では、汚れが落としきれない場合があって、汚れは少しずつ蓄積していきます。
ですから、汚れが溜まってきたなと思ったら、つけおきすることをおすすめします。
もし、お風呂の残り湯が汚れていない場合は、その残り湯を使ってもO.K.です。
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クエン酸の効果と掃除の仕方は?
続いて、クエン酸を使用したお風呂掃除です。
クエン酸はミカン、オレンジ、レモンなどに含まれる酸味成分。
レモンなどを食べる時の、あの酸っぱさがクエン酸なのですね!
クエン酸は掃除用の洗剤はもちろん、美容、食品、洗顔、入浴剤などにも使用される万能な物質です。
クエン酸の効果
クエン酸は弱酸性なので、アルカリ性の汚れを落とします。
クエン酸は下記のお風呂の汚れに効果的です。
- ステンレスの蛇口などに付着した水垢
- 様々な場所に付着したカビ
- タイル目地の汚れ
- 浴室内に増殖した細菌
クエン酸は、ステンレス製の蛇口やプラスチック部分の水垢を除去してくれます。
また、浴室内のカビにクエン酸の酸が効果的です。
浴室のカビには、有名なのはカビキラーが効果的ですが、成分が強すぎて体に悪影響を及ぼす可能性があります。
特に目に入ってしまったら、失明の危険すらあるのですね(ノД`)
一方で、クエン酸は天然成分に由来する体に優しい物質。
ですから、安全と健康を優先する人はカビにはクエン酸を使うことをおすすめします。
他には、浴室の壁などのタイルの目地の汚れにもクエン酸を使用すると良いでしょう。
それと、クエン酸には除菌作用がありますので、クエン酸のスプレーを吹きかけて菌の繁殖を防ぎます。
排水溝なども
クエン酸を使った掃除の仕方
それでは、ここからは実際にクエン酸を使用した掃除の仕方について、詳しく解説していきますね。
クエン酸を使用する時は、下記を準備してください。
- クエン酸10グラム(小さじ2杯)
- 水400ml
- スプレー用ボトル
- ラップ
クエン酸は水に溶かして、クエン酸スプレーとして汚れ部分に吹きかけて使用します。
ステンレス製の蛇口やプラスチック部分の水垢に、、クエン酸スプレーをかけて反応させます。
スポンジで軽くこすると、水垢が取れるでしょう。
ただ、水垢の表面に石鹸カスなどのアルカリ性の汚れがある場合は、まずは重曹で石鹸カスの汚れを取り除いてから、クエン酸を使用すると有効です。
また、浴室の天井、壁、タイル目地、コーキング部分のカビにも、クエン酸スプレーを吹きかけます。
吹きかけたら、10分くらい放置します。
カビが多くついていた場合は、クエン酸スプレーを吹きかけた後、ラップを貼り付けて30分以上放置すると効果的です。
[char no=”5″ char=”セイラ”]コーキングのゴムの中に黒カビが入り込んだら流石に取れないから、水道屋さんにコーキングを打ち直してもらう必要があるんだって。[/char]
クエン酸の注意点
お風呂掃除に活躍するクエン酸ですが、注意点が2つあります。
1つ目は、クエン酸はアルミ製品に使用しないということです。
クエン酸をアルミ製品に使用すると、アルミが変色したりする可能性があるからです。
浴室では、ドアがアルミ製の場合が多いので、クエン酸はできるだけ吹きかけないようにしましょう。
2つ目は、クエン酸をカビキラーなどの塩素系洗剤、アルカリ系の洗剤と混ぜてはいけないということです。
クエン酸と塩素系洗剤、アルカリ性洗剤が反応すると、有毒なガスが発生する可能性があるからです。
これを防ぐには、塩素系洗剤やアルカリ性洗剤を使用後によく水で洗い流してから、クエン酸を使用すること。
万一混ざってしまって異臭がしたら、窓を開けて換気しましょう。
まとめ
お風呂掃除で、重曹やクエン酸を使用した時の効果、また掃除の仕方について詳しく紹介してきました。
重曹とクエン酸は、どちらも私たちの体に無害で安全ですが、全く異なる性質でしたね。
ですから、それぞれの効果や使用の仕方も異なってきます。
重曹は、石鹸カス、脂垢、ヌメリなどの汚れに効果がありました。
重曹には、掃除の仕方が3パターンあって、それぞれの状況で使い分けます。
一方、クエン酸はカビや水垢などの汚れに効果的です。
クエン酸を水で溶かしてスプレーにして使用すると良かったのですよね。
重曹もクエン酸も使用する時に注意点がありましたので、よく確認して気をつけて使用しましょう。
お風呂掃除で、体に無害で安全、そして経済的として今話題の重曹やクエン酸を使用する時は、今回の記事をぜひ参考にしていただけると嬉しいです( ^^) _旦~~
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