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トイレ掃除って、毎日するのは面倒ですよね!
主婦はトイレの他に、台所、お風呂、部屋の掃除と、掃除だけでもやるべきことが沢山あります。
その上、育児や料理を作ったり、共働きなら仕事だってしなければなりません。
一人暮らしをしている学生や社会人も、学校に仕事に忙しくて毎日掃除をしている時間はないですよね。
ただ、トイレ掃除をサボると何が起こるかお分かりですか?
掃除をサボったツケはこんな風に回ってきます。
- 便器の中に黄ばみ、黒ずみができる
- 便器の底に尿石が付く
- 便座の裏が黄ばんで臭う
特に、便器の底に尿石が付くと、方法を知らないと素人では除去できません!
トイレ掃除で困らないためには、毎日の簡単なお手入れが大切です。
また、最近トイレ掃除にはクエン酸が効果的と聞きますが、どうやって使うかを知らない方も多いはず。
そこで、今回は毎日簡単な手入れでキレイに保てるトイレ掃除のコツ、クエン酸の使い方をプロが伝授します(‘◇’)ゞ
[char no=”4″ char=”キャシー”]トイレ掃除は、ハウスクリーニング会社に勤める私が解説するわね![/char]
忙しくて時間のない方、トイレ掃除が面倒でおすすめの方法を知りたい方にこれから詳しく解説していきます♪
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毎日のお手入れの手順
トイレ掃除には、毎日やるべき場所、月に1回で良い場所、半年に1回で良い場所があります。
こちらでは、毎日やるべき場所について説明していきます。
以下の手順で進めていきますのでご覧ください。
- 便器内にトイレ用洗剤をかける
- 陶器専用シートで磨く
- 便器内と便器周りを清潔なタオルで拭きあげる
たった3つの手順だけで、清潔でキレイに保てます!
時間にして、たった5分で終わります。
よほど便器内が汚れるような使い方をしなければ、これで十分です。
使用する道具はこちらです。
- クエン酸スプレー(水、クエン酸)
- 陶器用の研磨シート
- トイレ用掃除シート(ない時はタオル)
- タオル
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう ^^) _旦~~
便器内にクエン酸スプレーをかける
まず、便器内にクエン酸スプレーをかけて、5分ほど放置します。
放置して便器内の汚れと洗剤を反応させるためです。
クエン酸は文字通り酸性です。
私はこちらの掃除用のクエン酸を使用しています。
クエン酸スプレーの作り方は、水200mlに小さじ1杯を溶かして混ぜれば完了です。
これで約1ヵ月持ちます。
クエン酸スプレーを便器内に吹きかけて5分放置することで、黄ばみや水垢と反応させます。
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陶器専用シートで磨く
クエン酸で便器内の汚れと反応させたら、次は便器内を磨きます。
汚れを見逃すと、黄ばみ、尿石、水垢の原因となるので注意してください。
こちらが黄ばみです。
ちょうど水の層の一番上に黄ばみはできやすいです。
こちらの便器のフチにも黄ばみは付いているのが分かると思います。
これらの黄ばみを陶器用の研磨シートで磨きます。
それで、研磨シートとしておすすめの道具がこちらです。
こすってクリーンは、便器などの陶器専用の研磨シートです。
この研磨シートが何が凄いかというと、いくら磨いても便器の素材である陶器を傷つけないところです。
陶器を傷つけないギリギリの粗さで作られているからです。
市販の研磨シート、例えばホームセンターで販売している紙やすり(サンドペーパー)では陶器に傷がついてしまいます。
[char no=”4″ char=”キャシー”]いまだに紙やすりを便器に使っている清掃業者もいるけど、あれはダメだわ![/char]
ひと昔前のハウスクリーニング業者は紙やすりを使用していました。
紙やすりを使用すると、一見黄ばみなどの汚れが取れて良かったと思います。
ですが、紙やすりは陶器を傷つけ、その傷に汚れが付きやすくなってしまう欠点がありました。
それを、こすってクリーンは見事に解決して、便器を傷つけずにキレイに磨いてくれます。
それでは先ほどの黄ばみを、この陶器用の研磨シートで磨いてみます。
先ほどの黄ばみが、すっかりキレイになったのがお分かりいただけますか?
便器のフチの黄ばみの汚れも取れました。
真っ白な便器は新品のようで気持ちが良いですね(*^-^*)
毎日研磨シートで磨いていれば、黄ばみ、尿石、水垢などの汚れは付きません。
ですから、汚れを溜めないように毎日磨くことが大切です。
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便器のフチ、外、床、壁をキレイに吹き上げる
研磨シートで一通り便器内を磨いたら、最後は仕上げです。
便器のフチや便器の外側を中心に、トイレ用掃除シート、または先ほど使用したクエン酸スプレーを含ませたタオルで拭きます。
トイレ用掃除シートは市販の物で結構です。
特に、便座の裏側は汚れていることが多いです。
トイレ用掃除シートは、使用後に水で流してしまうと詰まりの原因になりますので注意してください。
また、便器のフチの裏側も汚れが付きやすいので、丹念に拭いてください。
臭いの原因になりやすいのが、見えにくいこの部分なのです。
その後、壁や床をクエン酸スプレーを含ませたタオルで拭きます。
壁と床は、イヤな臭いの原因になりますので毎日拭きましょう。
[char no=”4″ char=”キャシー”]トイレのイヤな臭いの原因は、フチの裏と床と壁の汚れなのよね![/char]
最後に、キレイなタオルで便器全体、壁、床を吹き上げて完成です。
いかかでしょう、ピカピカになりましたね!(^^)!
月に1回の掃除場所
続いて、1ヵ月に1回の頻度で掃除する場所を説明していきます。
1ヵ月もするとホコリが溜まったりする場所です。
まずは、こちらのトイレ用タンクの部分です。
特に、水が流れるタンクの穴はカビが生えやすいので注意してください。
使い古した歯ブラシで汚れをかきだします。
その後、キレイなタオルで拭きあげます。
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便器カバーの裏側もゴミが溜まりやすいです。
こちらは、細い棒にウエットシートなどを巻いてふき取ってください。
これらの場所は1ヵ月に1回の頻度の掃除で十分です。
ゴミが溜まってきたなと感じたら掃除するようにしてください。
半年に1回の掃除場所
半年に1回掃除する場所は、トイレ内の換気扇、窓、巾木など。
これらの汚れは主にホコリとカビです。
まずは換気扇から見ていきましょう。
通気口の部分に黒いホコリが溜まっているのがお分かりいただけると思います。
換気扇の掃除
換気扇のカバーを外して、歯ブラシで換気扇の羽根の部分のホコリを掻きだします。
歯ブラシでホコリを掻きだしたら、濡れたタオルで羽根とカバーを拭きます。
だいぶキレイになりましたね!
カバーを取り付けて完了です。
[char no=”4″ char=”キャシー”]換気扇もたまに掃除しないと、モーターの寿命が短くなってしまうのよね![/char]窓と巾木と照明の掃除
次は窓と巾木の掃除です。
窓と巾木も、半年もすればホコリが溜まります。
窓は溝のホコリなどのゴミを歯ブラシでかきだして、タオルで拭きあげます。
巾木も半年もすればホコリが溜まりますので、タオルで拭きましょう。
特に、巾木の上部にホコリが溜まりやすいです。
他には、トイレの照明やドアなども半年に1度は掃除しましょう。
トイレの便器、壁、床は毎日の掃除が必要ですが、月に1度、半年に1度は他の部分も掃除するとキレイに清潔に保てます。
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トイレの汚れの種類について
トイレの汚れには、酸性の汚れとアルカリ性の汚れの2種類あります。
主な汚れの種類はこちらです。
- 酸性の汚れ ⇒ 黒ずみ、カビ
- アルカリ性の汚れ⇒ 黄ばみ、尿石、水垢
酸性の汚れを落とすには、アルカリ性の洗剤で反応させます。
アルカリ性の汚れには、酸性の洗剤が効きます。
つまり、トイレ掃除では酸性とアルカリ性の両方の洗剤を使用する必要があります。
ただ、酸性の洗剤とアルカリ性の洗剤を一度に使用して混ざると有毒ガスが発生してとても危険です!
[char no=”4″ char=”キャシー”]間違って混ぜてガスが発生して、知らずに作業して亡くなったって話もあるから注意が必要よ![/char]
ですから、どちらか一方を使う必要があります。
そこで私は、毎日のトイレ掃除では酸性の洗剤を使用することをおすすめします。
なぜなら、毎日トイレ掃除をしていれば、カビや黒ずみなどの酸性の汚れはつきにくいからです。
実際に、市販のトイレ用洗剤は酸性が多いです。
とりあえず、酸性用洗剤を用意して、黒ずみやカビが気になってからアルカリ性の洗剤を買うと良いでしょう。
おすすめのアルカリ性の洗剤はこちらです。
まとめ
トイレ掃除の仕方で毎日のお手入れのコツ、クエン酸の使い方などをプロが実際に行っている方法を紹介しました。
トイレ掃除は確かに面倒ですが、ポイントだけ抑えれば毎日少しの時間で清潔にキレイなトイレを保てます。
大切なのは、毎日のトイレ掃除を習慣化することです。
今回説明した毎日のお掃除をまずは習慣として生活に取り入れてください。
それが習慣化できたら、月1回、また半年に1回の掃除場所もやってみると良いですね。
[char no=”4″ char=”キャシー”]掃除は毎日の日課にすると、面倒じゃなくなるし、何よりキレイで気持ちが良いわよね![/char]
トイレ掃除はサボると、黄ばみがなかなか取れなくなり、やがて尿石など掃除が困難な状態になってしまいます。
ですから、毎日のトイレ掃除を基本に、汚れを溜めないように注意してくださいね(*^^)v
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